離婚、特に国際離婚、時々普通の。

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2023年02月

夫婦の一方は、他方が不貞行為に及んだ時、その相手方にも慰謝料請求することができます。これを認めない説も有力なのですが、判例では認められる傾向にあります。一方、離婚に伴う慰謝料というものがあり、これは、離婚の原因となった責任の有る個々の行為と、離婚という結
『判例からのアプローチ3 ー最高裁判所平成31年2月19日判決を題材にー 不貞行為の相手方に「離婚に伴う慰謝料」を請求することの可否』の画像

 婚姻関係が破綻する前に第三者と男女関係になれば、不貞ということとなりますから、それは不法行為を構成します。 不貞には相手がつきものなので、元のご主人と相手女性の両人に対し、損害賠償請求ができる、というのが原則です。ただ、元ご主人とは、協議書で慰謝料請求
『夫と離婚するにあたり協議書を作りました。慰謝料無しで。でも、不貞の相手方女性には損害賠償請求したいんですけど。。』の画像

財産分与の対象となり得る財産の中に、①妻の両親が、②夫婦のために、③夫婦それぞれの名義で形成した財産が含まれていた事案で、これをどのように評価するかについて判断した東京高裁の決定を題材に、以下、考えて行きます。拠出者 妻の両親拠出先 1 夫名義の預金(夫
『判例からのアプローチ2 ー東京高等裁判所令和3年12月24日決定を題材にー 財産分与の対象財産の範囲と「一切の事情」』の画像

 養子縁組というのは親子の問題なので、離婚して夫婦の関係を解消しても、それと連動することはなく、親子関係は続くものと理解しておくのが良いと思います。 そして、もし親子関係が続くことを望まないならば、離婚とは別に、離縁(養子縁組関係の終了)をする必要があり
『離婚することになったけど、養子縁組した妻の連れ子に養育費を支払うのは義務なんだろうか?』の画像

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